ストレスの予防対策~歴史編

ストレスは、「困難」「苦悩」などの意味がありますが、もともとは外から加えられたときに

生じる「ゆがみ」に対する「適応反応」を意味します。もともとは物理学や工学の領域で使わ

れていた言葉だったといいます。

ストレスによって心身機能が低下して、病気になったり、うつになったり生活や仕事に及ぼす

影響ははかりしれないので、まず歴史からさらっとみていきましょう。

ストレスの語源

語源はdistressから来ているそうです。disがなくなってstress(ストレス)になったという説

もあります。

ストレスの歴史

クロード・ベルナール

まず最初に19世紀の、フランスの医師で、生理学者のクロード・ベルナール氏。

内部環境は外部環境が変わっても一定の状態に保たれるという「内部環境の固定性」を

提唱しました。

ウォルター・キャノン

20世紀のはじめに、アメリカの生理学者、ウォールター・キャノン氏は、「緊急反応」と

呼ばれるメカニズムを発見しました。「闘争ー闘争反応」とも呼ばれます。

私たちの身体には、敵に襲われた時、「逃げるか、戦うか、(動けない場合も)」という

状況になり、それをキャノン氏は、猫に犬を吠えさせる実験をしたのです。

猫の心拍数は上がり、瞳孔は開き、消化器系の働きは抑制されます。猫の血液を

調べるとアドレナリンという伝達物質が多いことも発見しました。医学分野で初めて

ストレス状態を説明。

ホメオスタシス

また「ホメオスタシス」という概念を提唱し、『生体内の所器官は、気温や湿度など

外部環境の変化や、体位、運動などの身体的変化に応じて統一的かつ合目的性をもって

働き、体温、血液量や、血液成分などの内部環境を、生存に適した一定範囲内に

保持しようとする性質があり、内分泌系と神経系による調節がそれを可能に

している』ブリタニカ国語大百科事典より抜粋

セリエのストレス学説

カナダの生理学者、ハンス・セリエがストレス学説を唱えました。

ストレスに伴う心身の機能変化を説明しました。1936年に「各種有害作因によって引き起こさ

れる症候群」をイギリスの雑誌、ネーチャー誌に発表しました。適当なストレスが持続的に身

体に加わると反応が起きる。それを全身適応症候群と呼びます。

ストレスの種類

物理的ストレス 暑さ・寒さ 騒音 他

化学的ストレス 化学物質 薬物 他

生理的ストレス 感染 過労 飢餓 他

心理的ストレス 不安 悲しみ 緊張 他

ストレスの種類からみると、この日常生活はストレスだらけですね。抵抗するのは不可能なよ

うな気もしてきますが、YOGAではどのような取り組みをしているか、また紹介していきたいと思います。

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