幸せ体質になるためにインド哲学からよみとく

私が仏教学部で、仏教や禅について学んでいたとき、インドの歴史について学んだか?

これに関しては正直あまり記憶がありません。西洋の哲学については選択して学びました。

このインドの歴史についての関心はYOGAを本格的に学び初めてから、インド発祥ということ

で興味が俄然沸いてきたと思います。

幸せ体質になるには、現世的な利益を追い求めるだけではなく、古くからの思想や哲学を紐

解くと、その中にヒントがあるのだと思います。

四姓

アーリア人が、BC1500年頃にはインダス文明滅ぼし、定住して、四姓(階級的身分制度)

を確立していきます。婆羅門(祭祀を司る司祭)、王族(クシャトリア)、庶民(バイシャ)

奴隷(スードラ)の4つにカテゴライズされ、長い間インド社会の規範となっていきます。

ヴェーダ聖典

祭祀の儀礼に必要な聖典が、『リグ・ヴェーダ』や、『ヤジュルヴェーダ』『サーマ・

ヴェーダ』『アタルヴァ・ヴェーダ』などがあります。ヴェーダは「知識」をあらわし

一説によると、神によって聖人が啓示されたものとされて、この聖典群はそうなると

神によってもたらされたものとなります。アーリア人がもたらし、インドで最も古い

聖典群になります。リグ・ヴェーダが、BC1000年以前から古ウパニシャッドBC

(600~300)にわたって成立。とても気が長くなりますね。

リグ・ヴェーダ

1028詩編、10巻に分かれる。神々を称えた讃歌で、BC1200年ごろにつくられ、編纂され

たのはBC10世紀頃です。その中にインドの神々の讃歌や、祭祀を執り行うのに必要な

言葉や文章を集めたもの。本集(サンヒター)と呼ばれる。

サーマ・ヴェーダ

宗教讃歌

ヤジュル・ヴェーダ

祭式の説明や他

アタルヴァ・ヴェーダ

呪いや、幸福祈願

この4つのヴェーダを基本として、サンヒター(本集)、ブラーフマナ(梵書)、アーラヌヤカ(森林書)、ウパニシャッド(奥義書)で構成されている形になります。

ウパニシャッド

ウパニシャッドは奥義書といわれ、またヴェーダ聖典の最後になることから、

「ヴェータンタ」と呼ばれる。この基本の思想が「宇宙と人間の合一」言い換えれば

「ブラフマン(宇宙の絶対者)とアートマン(個我)が同じ」だと言っています。

ブラフマントアートマン

ブラフマン

「ブラフマン」はもともとは神聖な知識を表したりしていましたが、霊力を持ち

ついに最高原理とみなされ、人格的にあらわされるようになりました。

また大宇宙的概念を持ちます。

アートマン

「アートマン」それに対応し、小宇宙的概念を持ちます。アートマンはまた、呼吸、気息を

意味する語としても使われ、ブラフマンとアートマンが本質的に同一だという思想が

ウパニシャッドの核心になります。

輪廻と業

「因果応報」という言葉は聞いたことがありかと思いますが、行ったことはすべて結果が伴う

ということです。死後の運命が生前の行為によるということです。

業はカルマといわれ、アートマン(個我)に付着し、生を変えて繰り返され、このカルマが

なくならない限り、輪廻が続き、平安な境地に入れないと考えられています。それで

解脱という考え方が出てきます。

解脱

業(カルマ)が解消され、理想の場所にいくことが解脱になりますが、ウパニシャッドでは

最高の実在である「ブラフマンへの帰依」することで、死後に神との合一が達成されますが

生前解脱という考え方があり、これがヨーガの中にも入っていると思います。ヨーガには

神との合一の意味もありますので。

BC5世紀あたりは、インドではバラモン教だけではなく、そこに仏教(開祖はブッタ)

ジャイナ教(開祖はマハーヴィーラ)をはじめとする代表的な六師が活躍した時代でも

あります。詳細は更に数理暦学協会のブログを読んでみてください。

/http://surirekigaku.com/2018/04/25/yoga1/

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